The Maerklin Chuff-Chuff Club of Nagoya
名古屋メルぽっぽクラブ
検 車 区 Inspection Depot
道具 Tools
| Marklin 78100・78101 ローラーテストスタンド |
機関車の試運転やみせびらかしを行うための、ローラーテストスタンド （新しいカタログではシャシーダイナモと英訳されている ^^;） が２種類、Marklinブランドで出ていますので紹介します。ちなみにこれらはドイツＳＭＴ社のOEM製品です。 |
 上が最近発売された５２cmタイプ78101で、下が４０cmタイプの78100です。標準では各々８個、４個のローラーブラケットが付属しており、機関車の車輪の位置にあわせて左右に動かすことが出来ます。ブラケットにはローラーベアリングがついており、車輪を受けて自由に回転します。（注：78100の架線柱用ベースは付属していません） ローラーブラケットは、単体で78110として販売されており、増設可能です。また、ワイアレス速度計と組み合わせる78111というローラーブラケットもありますが、発売が遅れています。 Ｃトラックがローラーブラケット取付部の左右にネジ止めされています。大型の蒸機ですと、向かって左側のＣトラックに先輪をのせ、ローラーブラケットに動輪をのせ、向かって右側のＣトラックに従輪やテンダーをのせることになります。 右サイドにプラグソケット （新型のタイプ） が３つ出ており、中央レール、左右のレールに給電します。左右レールは電気的に分離されているため、直流２線式の機関車にも対応できます。ただし、向かって左側のＣトラックは給電されないため、注意が必要です。 ローラーブラケット取付部には集電シューに給電するためのバーが取り付けられていますが、簡単に取り外せます。 |
| 78101に BigBoy をのせたたころ。先輪が脱線しています。(^^ゞ |
 |
| 78101にＦ７のA-B-A'編成をのせたところ。ぎりぎりのりますが、動力台車が多いとローラーブラケット部にのらないかもしれません。 |
 |
| 78101にBR89をのせたところ。かわいいです。 |
 |
| さて、では、78100と78101のどちらを買うかですが、上の写真のようにズバリ！大は小をかねます。５０ユーロほど高価ですが、５２cmタイプの78101を買われることをお薦めします。 |
| （12.May/2005 written by H.INOUE) |
