The Maerklin Chuff-Chuff Club of Nagoya
     名古屋メルぽっぽクラブ    

保 線 区　Track Maintenance Depot

レール関連　Track related

Ｒ８カーブ

岩田名誉会員製作の、#24912カーブを使用したＲ８カーブです。 Ｒ９カーブの内側に使用する事により、雄大な複線カーブが実現できます。ただ、元々は複線用に製作したものではなく、大ループレイアウトの螺旋状カーブを、直線レールを使わずに出来ないかと考え、作ったものだそうです。 で、どうやって曲線レールの半径を小さく変更させたかというと、片側の道床接合面の外側に厚さ0.5mm程度のプラ板を貼り付けただけです。これによりカーブ外側のジョイントが僅かにはずれている状態となり、R9より少し急なカーブができます。 結果、＃24912×7本で約90度のカーブができます。レール同士がはずれ易いのではと思いましたが、それ程でもありませんでした。しかも、ジョイントの凸部に合わせて、新たに溝を切ってあり、使用上は全く問題ありません。 斬新な発想と絶妙な工作によって岩田氏に作り出された物の数々は、メルクリンの楽しみを何倍にも増幅させてくれます。 次の課題は、この複線に合うように架線柱を建てることです。つまり、外側と内側の線路で同じ位置に架線柱が来る様にする方法を思案中です。

手前の道床にプラ板が貼られてます。 接続するとこんな感じ。プラ板は灰色に塗られています。 バナナカーが走るＲ９カーブとその内側のＲ８カーブ。

（26.Jun/2006 written by T.KITAZAWA)