The Maerklin Chuff-Chuff Club of Nagoya
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書籍紹介

題名：ドイツ＝鉄道旅物語 著者：文 / 野田　隆、　絵 / 横溝英一 頁 　：187 出版：光文社　知恵の森文庫　４−１　2005年７月15日　初版１刷発行 ISBN：4-334-78374-0 定価：７４３円＋税 いつもの東京出張のお供に、名古屋駅コンコースの書店で目にとまり買いました。 ぱっと見、「ドイツ＝鉄道物語」と読めたので、ハードよりの本と勘違いして手にしましたが、実際はＤＢの紹介を中心とした紀行文でした。もともとは1995年に東京書籍より出ていたものに加筆・修正して文庫化されたとのことです。 ページ数の割に高いので躊躇しましたが、上質紙で挿絵の多くがカラーのためと納得しました。でももう少しページ数が欲しかったです。 購入する決定打となったのは、イラストが魅力的だったのに加え、「鉄道模型メルクリン物語」という章があったためです。 内容は著者のＤＢへの愛着がよくわかる紹介文です。上述のとおり1995年がオリジナル初版なので、BR103の多くが現役で走っている頃のＤＢが紹介されており、加筆で現在の状況が補遺されています。 やはりというか、最近のＤＢはICE中心でちょっと味気なくなって来た面があることが述べられています。 メルクリンの章は、我々中年 (以上？) メルクリンファンの共感をよぶというか、同じ経験をたどられているなーという感じで、読んでいてうれしくなりました。私も初めてドイツへ行ったときは「あ、メルクリンの本物が走ってる！」と思いましたもんねー。 著者は名古屋の出身で、その点でも親近感がわきました。他にも鉄道関係の著作があるようです。 以上、簡単ですがご参考まで。

（06.Aug/2005 written by H.INOUE）

野田隆氏のHPはこちらです。

（07.Aug/2005 Special thanks Mr. だんきち）